はじめに

赤ちゃんが産まれて、しあわせとともに始まる手探りの育児。
出産直後は、出生届などの手続きが多く、1か月健診やワクチン接種など、考えること・やるべきことが盛りだくさん。
ママの体力が回復する間もなく、毎日があっという間に過ぎていきます。

ママ、毎日お疲れさまです。
生後3か月くらいになると、外出の機会が少しずつ増え、風邪をひきやすくなる時期に。
\ はじめての発熱に、慌てないママのほうが少ないのではないでしょうか /
こんなとき、頼りになるのが「かかりつけ医」の存在です。
かかりつけ医がいると、ちょっとした状態の変化でも、適切な判断をしてもらえます。
でも実際には、「病院って、どこに行けばいいの?」「受診のとき、何を伝えればいいの?」
と、不安に感じる方も多いと思います。
この記事では、看護師の視点から、
✔ かかりつけ医を持つメリット
✔ 受診時にスムーズに伝えるポイント
について、わかりやすくまとめました。
いざというときに、焦らず安心して受診できるように。
この記事が、あなたとお子さんの安心につながればうれしいです。
かかりつけ医をもつメリット
かかりつけ医をもつ、4つのメリット
①こどもの成長や、体質をわかってくれる
→ふだんの様子がわかると、変化に気づいてもらいやすい。
②相談しやすい
→いつもの先生だから、話しやすい。
薬の相談もしやすい。
③受診時の説明がスムーズ
→初診は、問診が多く、説明が大変。
かかりつけ医なら、この手間がはぶける。
④紹介状をかいてもらいやすい
→専門医への紹介が必要な場合、スムーズに対応してもらえる。
【かかりつけ医がいるとこんな安心感】
☑ 子どものことを知ってもらえる
☑ ちょっとしたことでも相談できる
☑ 受診や説明がスムーズ
☑ 必要なときに病院の紹介も安心
かかりつけ医の選びかた
かかりつけ医を選ぶポイント
①通いやすさは最重要
→自宅の近く、職場の近くなど、行動範囲内がgood!
「すぐ行ける距離が大事」
ネット予約ができるか、駐車場があるか、もチェックしよう。
②先生やスタッフの雰囲気がいい
→ママ友やネットの口コミは、参考までに。
ママが、話しやすいと思えることが大事。
自分の感覚を一番に!
③休診日、診療時間を確認
→ふだん通うメインの小児科と、休診日に頼れるサブの小児科があると、安心感UP!
④鼻と喉のかぜなら、耳鼻科がおススメ!
→つらい咳には、吸入が効果的。
小児科以外に、耳鼻科もチェック。
実際に行ってみないとわからないこともあるので、「迷ったら、まず行ってみる。」が一番です。
健診や予防接種などで、一度受診してみて、様子を見ることもおススメです。
【かかりつけ医を選ぶときのチェックポイント】
☑ 通いやすさ
☑ 医師やスタッフの雰囲気
☑ 休診日、診療時間の確認
☑ 耳鼻科もチェック
☑ まずは一度行ってみる
受診時に、スムーズに伝えるポイント
受診前にチェック!スムーズに伝える5つのポイント
①いつから?
→「昨日の夜から」「今朝から」など、経過を伝えることが大切。
②どんな症状?(具体的に)
→熱(いつからで、何時に何度まであがったかなど)、咳(痰がからまるような咳、ケンケンした咳など)
鼻水(透明、黄色、ドロッとしたなど)、うんち(下痢、便秘、血が混じったなど)
③機嫌や食欲は?
→水分はとれてるか、食事量は、元気はあるか、ぐったりしてるかなど
④服薬の有無
→「〇時に、解熱剤を飲んだ。」など
⑤その他気になること
→発疹がある、よだれを垂らしている、夜泣きがひどいなど
【受診前にチェックリスト】
☑ いつから症状がある?
☑ どんな症状?(熱・咳・鼻水など)
☑ 食欲・水分・機嫌は?
☑ 薬やアレルギーは?
☑ 他に気になることは?
スマホのメモにまとめておくと安心です!
まとめ
かかりつけ医がいるだけで、いざという時の安心感が違う。
こどもの体調不良は、いつ起こるかわかりません。
そんな時に、相談できるかかりつけ医がいるだけで、パパ・ママの不安はグッと減ります。
【今回のポイントは、この3つ】
☑ かかりつけ医は、子どもの成長や体質を知ってくれる大切な存在
☑ 受診前に伝えるポイントをおさえておくと、スムーズに診察できる
☑ 休診日に備えて、かかりつけ医を2か所くらい持っておくとさらに安心
こどもの健康を守るのは、パパ・ママだけじゃありません。
一緒に見守ってくれるかかりつけ医がいると、育児がしやすくなりますよ。

信頼できる、かかりつけ医がいると安心できるね。
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