こどもが入院…でも“付き添い”のあなたも大切に!

子育てと健康

「こどもが入院…」そのとき親の負担は想像以上

長女は離乳食の進みが悪く、4歳までおっぱい星人でした。
そのせいか、おっぱいを卒業するまで、風邪をこじらせては入退院を繰り返していました。

はるか
はるか

食育、大事だね。

保育園デビュー当時は、欠席日数のほうが多く、仕事にはほとんど行けず。
心身ともに疲れ果てていたのを覚えています。

「こんなに高熱が続くなんて、かわいそう(涙)。」
「お友だちは元気に保育園に行けてるのに…」
「また職場に迷惑をかけちゃう…」


突発的な入院で、不安と疲れに悩まされ、十分な休息が得られない。
すきま時間で病状を検索しては、ますます心がすり減ってしまう。
もう負の感情の無限ループです。
退院するころには、心身ボロボロに…。

当時は余裕がなくて気づけなかったけれど、今だからこそ思うことがあります。
それは、「パパ・ママの元気が、子どもの安心につながる」ということ。

はるか
はるか

パパ・ママが、笑顔でなくちゃ。

この記事では、自分の経験を振り返り、「あの時こうしていればよかった…」と思うポイントをお伝えします。

付き添い中の「自分ケア」、できることから

① 付き添い生活、なぜこんなにしんどいの?

ぐったりしている子どもの姿を見ているだけで、涙が出ます。
「早く元気になってほしい。」
その一心で、「わたしは大丈夫、がんばらなきゃ!」と看病を続けますが、気づけば身体は限界に…。

入院中は、検温・清拭・吸入・食事・回診と、やることがたくさん。

ホッと一息つく時間は意外と少なく、
夜になっても、消灯後の巡視や点滴チェックで、何度もライトがつきます。
娘も咳がひどくてなかなか眠れず、やっと寝たと思ったらもう起床時刻。
睡眠時間は2~3時間がいいところ
狭くて硬いサークルベッドで、身体はガチガチ(涙)。

「こどもが昼寝してるとき、一緒に寝ればいいじゃない?」
そう思われるかもしれませんが、気が張っていると アドレナリンが出て、なかなか眠れない んです(汗)。

はるか
はるか

余裕がないと、どんどんネガティブ思考に…。

そして唯一の楽しみである食事の時間。
付き添いの食事は出ないので、隙を見て売店へ買い出しに行くのですが…

お昼寝の時間が狙い目なので、そそくさと売店へ向かうと…
残っているのは パンとおにぎりのみ
結果、ほぼ炭水化物生活が数週間続き、みるみる免疫力が低下。
退院する頃には、身も心もボロボロ になっています。

そして、退院して自分の布団に入った瞬間、しみじみと 日常のありがたみ を感じるんです。

家族みんなが笑顔で、健康に過ごせること。それが一番のしあわせ。」だなと。

② 付き添い中でも体を労わるコツ

付き添い生活を乗り切るために、パパ・ママ自身の体調管理 も大切です。
無理しすぎず、できることから取り入れてみましょう!

とにかく睡眠を工夫する

眠れなくてもOK!とにかく横になる時間を確保
→ 10分でも横になるだけで、疲労回復効果あり

寝る前に、軽いストレッチ
 → 力を入れてからストンと抜くだけで、筋肉がほぐれる

夜間は安眠グッズを活用
 → 耳栓・アイマスク・リラックスアロマ がおすすめ

体を冷やさない工夫
 → もこもこ靴下・フリースジャケット で寒さ対策

ちゃんと食べて、手軽に栄養補給

炭水化物+タンパク質・ビタミンを意識
 → おにぎり+ヨーグルト+野菜ジュース などの組み合わせ

温かいものを摂る
 → レンジで温められるスープやおかゆ で体を温める

こまめな水分補給で免疫力アップ
 → 常温の水や白湯がおすすめ

リラックスできる飲み物を常備
魔法瓶にお湯を入れておくと、いつでもホットコーヒーやココアがのめて、一息つける

間食は栄養&リラックス効果のあるものを
 → ダークチョコレート・ナッツ がおすすめ

ちょっとの時間でストレッチ

すきま時間に肩回しでリフレッシュ
 → 手を肩に乗せたまま、肘をぐるぐる回すだけ でOK!

首や肩を伸ばして、血流アップ
 → 肩甲骨を動かすと、スッキリする!

ひとりでがんばりすぎない

付き添い交代ができるなら、迷わずお願いする
→子育てはチームプレイ。ツラい時こそ、みんなで乗り切ろう!

看護師さんに頼れることは、頼る!
→ 「忙しそうだから…」と遠慮せず、声をかけてOK!
シャワーの時間くらいは、ゆっくりしましょう。

まとめ

「無理しない」がいちばん大事

付き添いは本当に大変です。
睡眠不足、食事の偏り、心の疲れ…。
「こどものために頑張らなきゃ」と気を張り続けて、気づけば 親のほうが先にダウン してしまうことも。

でも、忘れないでほしいのは、パパ・ママの元気が、子どもの安心につながる ということ。

「私が倒れたら、もっと大変になる。」
「無理してがんばるより、少しでも体を労わるほうが結果的にいい」

そう思えたら、ちょっと気持ちが楽になるかもしれません。

「できることから」でOK!

「ちゃんと寝なきゃ」「栄養のあるものを食べなきゃ」と思うと、それ自体がプレッシャーになってしまうこともありますよね。
だからこそ、「できることから」始めてみましょう。

✔ 眠れなくても、横になるだけでOK
✔ パンだけじゃなく、ヨーグルトやスープをプラス
✔ 座ったまま、肩を回すだけでも血流アップ
✔ 看護師さんや家族に、頼れる部分は頼る

小さなことでも、積み重ねることで、少しずつ心と体が楽になっていくはずです。

「自分を大事にすること」は、わがままじゃない

「自分のことなんて後回し…」そう思ってしまう気持ち、よくわかります。
でも、付き添い中の親の健康管理は、決してわがままではありません。
むしろ、「こどものために、自分の体を大切にする。」という考え方が大切なんです。
少しでも、心と体が楽になるように。

付き添い生活が続く中でも、「自分を大切にする時間」を意識してみてくださいね。

付き添いのあなたへ

はるか
はるか

あなたは、もう十分がんばってるよ。

「もっとがんばらなきゃ!」ではなく、「少しでもラクになる方法を見つけよう。」 という気持ちで過ごしてみませんか?
どんな小さなことでも、自分のためにできたら、それは大きな一歩。
あなたの元気が、子どもにとって 何よりの安心につながります。
「無理しすぎないこと」を、どうか忘れずに。

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